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Contemporary

コンテンポラリーダンス

【わたし】との共演。

「コンテンポラリーダンス」という言葉にフォーカスすると「現代的」な踊りや即興的なイメージがあるかと思います。

ただ、それは「どういう種類か」ということを表現しているにすぎず、簡単な日本語訳では本当のコンテンポラリーダンスの面白さが伝わりにくいかもしれません。

では、どうイメージするかをお伝えするならば、そのダンスの中に「ストーリー性」や「メッセージ性」が存在していて、なおかつ、舞台の上でのダンスパートナーたちとの生きたコミュニケーションが繰り広げられる1つの「物語」のようなもの。

かつて人類にも言葉というコミュニケーションツールを持たずして、相手に意思を伝えてきた時代があったように、コンテンポラリーダンスの舞台では、まるでテレパシーを通わせながら、予測不能な変化や呼応を「楽しむ」ことができるのです。

今、社会においても、コミュニケーション能力が重要視されていますが、コミュニケーション能力とは一体何なのでしょう。

相手の言葉を聞き、的確な会話をし、お互いを理解する・・・確かにそういうことだと思います。

が、これができるために大前提として必要なことがあります。

それが「感じる」こと。

今、何が起きようとしているのか。

今、何を伝えられようとしているのか。

今、何を求められているのか。

いろんな言葉になる前のメッセージを、どれだけ感じ、呼応できるかというところが「コミュニケーション能力」という言葉が表す本質だと思っています。

このコンテンポラリーダンスの1番のポイントは、「楽しい」ということ。

そして、「自分の殻を破る」ことも、望めばできるということ。

一度やってみるとクラシックバレエとはまた違う角度からの気づきが生まれます。そして、それもまたクラシックバレエに深みを与えることは言うまでもないことです。

コンテンポラリーダンスを通して、もうひとりの自分に気づくかもしれません。

その「自分との共演」を楽しむことができるのもコンテンポラリーダンスの魅力だと考えています。


 

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【講師】畑 博美

友松・上島バレエ研究所にてバレエを始める
聖母女学院短期大学 児童教育学科卒
上島君子氏・薄井憲二氏に師事
コンテンポラリーダンスをヤザキタケシ氏、松本芽紅見氏に師事
モダンダンスを前田寛子氏に師事

 

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